ホームインスペクター（住宅診断士）が使う定番の道具

検査対象物件の間取り図を事前に入手できなかった場合、現場で平面図を作成する必要があります。その際にコンベックスだけだとなかなか作図が捗りませんが、レーザー距離計があれば一人でも比較的簡単に作図を行うことができます。

レーザー墨出し器にて床などの傾斜を計測する際などに使用する。コンベックスを使用するより正確に計測できる。30cm程度あれば良い。

図面を読み取り寸法を確認する際に必要となる。対応する縮尺は一般的なものが良い。

床下および小屋裏の木材含有水分計測のために使用。電気抵抗式や高周波容量式。電気抵抗式は針が付いているので取り扱いに注意する。床下や天井裏の木材に含まれる水分量を計測します。 水分量を計測することによって、木材の強さや腐朽程度がわかります。点検は使用時にメーカー推奨の方法にて確認。

レーザーで確認しにくい位置の水平垂直の傾斜確認や床下などで配管等の傾斜を確認。マグネットやデジタル傾斜計付きであるとわかりやすい。気泡により傾斜方向が確認できるもの。マグネット付きは重量鉄骨造の物件で便利。カウンター類、壁、床などの水平度を計測します。

水平垂直の傾斜確認。水平や垂直の精度を測定します。 壁や建具の垂直精度の測定や床の傾きなどを測定します。水平・垂直のラインが出るもの、各ラインは5m以上で±1mm程度の精度であること。予備の携行を推奨。こどもの目線に合わないようなれベルで計測する。外部で使用する場合は、より精度の...

各所寸法を計測します。 JIS１級品で正確に計測。落下時に床に傷をつけにくい処理のあるもの、またはワイヤーなどで床に直接落ちないようにしていること。予備の携行は必須。使用毎に動作を確認

コンクリート等のひび割れ幅計測。メモリは0.05mm以下刻み、バータイプ、カードタイプどちらでも可。現場で紛失しやすいため常に予備を携帯しておきたい。

室内などスペースが狭くて広い画角が撮影できない際に、超広角レンズのついたカメラがあると非常に重宝します。但し超広角レンズのついたカメラは総じて高価な場合が多いです。そこで安価に超広角を撮影できるようにスマートフォン用のクリップで取り付けるレンズを一つ用意しておくと非常に便利です。

断熱性能の劣化や雨漏り箇所の発見に役立つ。最近は値段も手ごろなものが増えてきているため個人でも非常に買い求めやすくなってきた。ブランドはFLIRが定番だろうか。ワンランク上のホームインスペクションサービスを提供するためには導入を検討するとよいだろう。スマートフォンに取り付けるタイ...

デジカメの記録媒体として一般的なSDカードですが、不慮の事故でデータが破損することも考えられます。写真がなければ、作成する報告書も画竜点睛を欠きますね。そのためあまり安いものは信頼性の点からお勧めできません。また予備を用意していくことをお勧めします。容量は高解像度の写真を撮る必要...

報告書用写真撮影用。300万画素以上かつ動画撮影が出来て防塵防水性能のあるものを推奨。あるいは室内の引きが取れない箇所での撮影用に超広角レンズのあるデジカメがあれば便利。

柱の位置を確認するのに使用する。磁石付きで壁紙の下に隠れているビスの位置がおよそわかるもの。壁に穴が開くものは原則使用しない。使用する場合は所有者に許可を得る。

床下や天井裏、陰になる場所などに使用します。なるべく明るいもの（ルーメン数の高いもの）を選択します。ヘッドランプがあると室内の暗い場所で筆記する際に便利。

倍率はさほど高い必要はない。地上レベルから屋根や軒裏などを観察する際に使用する。

コンクリートや金属、タイル部分を叩いたり擦ったりして音の違いから、割れや浮きなどを計測します。あるいは外部表面仕上げの浮きなどを確認。基本は表面をなでるようにチェック。打診する際は材を破損させないように注意する。伸縮ロッドタイプは作業時に抜けなどがないか確認する。

足元や上部の覗き込み用に。高い所や手の届かないところを確認するときに使用します。照明のついたものが使い勝手が良い。

床下、小屋裏の進入時に着用する。使い捨て推奨だが、つなぎなどの作業着でもかまわない。（汚れが無く清潔であることが望ましい）

室内作業用。特に新築など新しい家の内部を調査する際など不用意に指紋を付けないように配慮する。薄手で白いものを推奨。

指摘箇所や不具合箇所を示す。室内用は接着力の弱いものを使用。粗面用は室内で使用しないこと。カラーは目立つものを選択する。

床下に潜り込んで調査を行う場合、高さの無い空間を腹ばいになって進むのは非常に大変です。その場合に小型の平台車の上にうつ伏せになって床下を進むと非常にスムーズに移動できます。ただし、床下にコンクリートが打ってある場合ですね。土壌が露出している場合は難しいかもしれません。製品の耐荷重...

床下・小屋裏の調査の際にチリやホコリから目を保護するために必要。軽いものが良い。

いついかなる時にお問い合わせの電話がかかってくるかもしれません。その一方で通信にかけるコストは極力抑えたいもの。そこでお勧めしたいのが携帯電話などで使用できる"格安SIM”と呼ばれるSIMフリーの携帯端末で使用できるSIMカードです。近年は信頼性も大手キャリアと比較して遜色ないた...

道具置き場や床下進入時など周囲の保護に使用する。毛布や保温マットで代用することも可能。1m角程度以上あると良い。

脚立底部で床を傷つけないための性能が必要。見栄えや耐久性を考えると軍手ではなく専用品が望ましい。

点検口などの開閉に使用します。プラスドライバーとマイナスドライバーがあれば便利。

小屋裏や天井点検口など手が届かない高い場所の調査などに使用します。4尺（1.2m）程度のアルミ製の軽量なものが最適。